歯医者にとって歯を抜くのは日常の事

子供の頃なんかに自分の歯を抜いた経験というのは誰しもあると思いますけど、やっぱり相当疲れましたよね。でも歯医者さんというのはそういう事を日常的に行っている訳でして、私達とは随分歯に対する感覚が違うんだろうなと感じます。指で挟んで左右にグラグラさせるなんて事は当然しません。ではどのようにやるかというとペンチみたいな物を使って抜いている訳ですよね。あれを使えばテコの原理でおそらく簡単に歯を抜くことができるのでしょう。ただ、余りにも頻繁に行っているために、本来抜く必要の無い歯までも抜いてしまっているのではないかと少々心配になってしまいます。やっぱり慣れというのはプラスの面もありますけど、マイナス面もありますからね。その辺りは注意していただきたい所です。抜いてしまおうと考える前に、まずは治療が可能ではないかという事を検証していただきたいです。そういう事をちゃんとやれてこそ本当の意味で立派な歯医者であると言えるんじゃないでしょうか。川口 歯医者